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Channel: 撮れたて箕面ブログ
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休耕田を再生し、箕面初の”地元産オリーブオイル”の誕生です!

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箕面山麓の南斜面の陽当たり良好な畑を活用して、自然派ワイン専門店「北摂ワインズ」(箕面市牧落 冨鶴高代表)が、箕面オリーブプロジェクトを開始して半年。

いよいよ、10月22日(土曜日)オリーブの収穫と箕面初となる地元産オリーブオイルづくりが行われます!

初秋をむかえ、オリーブ樹木にはエメラルド色のきれいな果実が実っています。

 

オリーブは、モクセイ科の常緑高木。果実がオリーブオイルやピクルスを作るときに利用されています。
地中海地方が原産とされ、葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。
北摂ワインズさんは、箕面市新稲地区の日当たりの良い南斜面が栽培に適していると考え、当時、休耕されていた植木畑を借り受けて、今年の2月から3月にかけて木を撤去し、5月のゴールデンウィークにオリーブの苗木140本を植樹されました。

 

今でも一部に開墾の跡が見られます。借り受けた畑は、寒桜などが生い茂る元植木畑。
箕面市内で薪(まき)ストーブなどを扱われる株式会社ケイ・ジェイ・ワークス( KJWORKS )さんのご協力で伐採が行われ、寒桜などは ”薪” として再利用されました。

 

オリーブ園として再生された畑は、箕面市新稲2丁目。阪急箕面線箕面駅から西側に徒歩15分。第一総合運動場市民体育館(スカイアリーナ)の真横に位置します。
この”オリーブの丘”は、小高く傾斜になっており、日照、水はけがオリーブの成長にとって最高の環境。大阪平野を一望できる最高のロケーションでもあります!

 

山麓からの清らかな天然水(わき水)で育ったオリーブです!
10月22日(土曜日)の収穫祭では、オリーブの果実を収穫後、果実をフードプロセッサーでつぶし、足で踏んだりもしながら液状化させていき、ペースト状になったモノを自家製のオリジナルプレス機(下写真)で絞ります。
1日寝かせると油と水が分離し、油分をオリーブオイルとして採取する流れです。

北摂ワインズ冨鶴高代表の想いは大きいです。
「オリーブを新たな箕面市のシンボルにしたい。挿し木でまちなかにもどんどん広げていきたい。剪定など相互に協力しあうなど、まちのコミュニティも活発化する。しかも、箕面産オリーブオイルとして使える。」

 

 

箕面市では、平成21年の農地法改正による農外事業者の参入規制の緩和をいち早く取り入れ、この間、物流事業者や飲食業など法人5者の参入があり、その1つとして、平成28年2月には、農業委員会において「箕面オリーブプロジェクト」を手がける事業者北摂ワインズさんにも農地の貸借を調整し、許可したところです。

2月から農地の手入れをはじめて半年。この間のご苦労は大変なものだったそうです。
「オリーブの樹木がしっかりと土中に根つくまでの最初の1ヶ月は、毎日水をやりに行った。」「夏は暑かった!雑草が2週間で自分の背丈にも伸びてオリーブが見えなくなった。」などなど・・・

でも、冨鶴高代表は遠い先を見つめて、頑張っておられます。
「オリーブの新規就農者も増やしたい。ゆずる完熟堆肥も使っていきたい。オリーブを通じて、箕面市内でつながる可能性のある分野は”域内農商連携”でもって全てつなげて、まちの発展に寄与したい。」

 

 

<箕面初のオリーブオイルだって!これから有名になっていったら嬉しいなー


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