Quantcast
Channel: 撮れたて箕面ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2372

事故の怖さを体感!スケアード・ストレート自転車安全教室を実施しました

$
0
0

スケアード・ストレートという教育技法を用いた自転車安全教室が、11月30日(金)午前10時50分から、箕面市立第四中学校(前田勝治校長、生徒数667人、石丸1-17-1)で実施されました。

 

スケアード・ストレートとは、怖い思いやひやっとする実感を通じ、それにつながる危険行為を未然に防ぐための教育技法です。箕面市では、生徒に事故の怖さを体感してもらうことで、無謀運転の危険性を理解し、交通ルールを遵守してもらうことを目的として、この教育技法による交通安全教室を毎年実施しています。

 

今回のスケアード・ストレート自転車安全教室では、自転車同士の事故、自転車と車の事故、自転車と歩行者の事故などが、株式会社ワーサルのプロのスタントマンによってリアルに再現されました。

 

一時停止をせず物陰から飛び出した自転車が乗用車に激突し吹き飛ばされたり、ベビーカーを押す母親が死角から突っ込んできた自転車に衝突されたり、歩行者がトラックに巻き込まれて引きずられたりと、数々の生々しい再現事故を目の当たりにした生徒たちは、思わず驚きの声を上げていました。

 

自転車事故の再現の後、スタントマンが正しい自転車の乗り方や事故に遭わないための行動について説明すると、生徒たちは熱心に聞き入っていました。
最後に「事故の危険はどこにでもある。今回の再現事故が特別でめったに起こらないことと思わずに、常に注意を払いながら自転車を運転して欲しい」とメッセージが述べられ、自転車安全教室は終了しました。

 

箕面市では、平成22年に発生した自転車運転中の中学生死亡事故を教訓に、平成24年度からスケアード・ストレート自転車安全教室を始めました。スケアード・ストレート自転車安全教室は、3年間で市立中学校全8校を巡回するので、生徒は在学中に必ず1度はこの自転車安全教室に参加することになります。
更に、平成27年1月1日から「箕面市自転車安全利用条例」を施行し、警察と連携して学校や家庭における自転車安全教育の徹底を促しています。

(四中 前田校長 の挨拶)

 

スケアード・ストレート自転車安全教室を見学した中学1年生の杉原叶一郎さんは、「交通事故に対して今まで実感したことがなかったのですが、今日いろんな再現事故を見て、もっと交通安全について意識しなければならないと思いました」と話し、同じく中学1年生の中井ひなのさんは、「なんとも言えない恐怖を感じました。もしあんな事故が自分に起こったら、と思うと、何も考えられないです」と話しました。そして二人とも、「今日の交通安全教室は、とてもいい経験になりました」と声を揃えて話しました。

(トラックの内輪差を体感する杉原さんと中井さん)

 

【お問い合わせ先】
箕面市 総務部 市民安全政策室
電話:072-724-6750(直通)
ファックス:072-722-7655

<前後左右よく確かめて、みんなで安全運転!


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2372

Trending Articles