今年7月にレバノン共和国において行われた「2019アジア・マウンテンバイク選手権大会」ダウンヒル女子エリートにおいて第5位となった中川弘佳さんに、12月11日(水曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
なお、中川さんは2回目の市長表彰となります。
中川さんが出場した「ダウンヒル」は、約5kmの未舗装の下り坂をマウンテンバイクで下り、かかったタイムを競う競技です。直線では女子で60km/h、男子で70km/hのスピードが出ますが、タイムを稼ぐため直線ではブレーキに指をかけずに下っていくそうです。
非常に危険を伴う競技であり、中川さんもこれまでに骨折などの大けがを何度も経験されています。
中川さんが今大会に出場するのは通算4回目で、今年は中東レバノン共和国の標高2,000m付近の高所で開催されました。
レースではまずコースを歩いて下見し、走るラインをイメージし、その後練習時間がクラスごとに割り当てられます。「練習は5~6本できれば理想的です」と話されましたが、天候や設備等によってはあまり練習できないこともあるそうです。
予選を通過すると、決勝は予選タイムの遅い順に行われます。天候の関係で決勝を早い時間に走りたい時は、わざと予選を遅く走ることもあるそうです。
今後の目標については、「次の世代をサポートしたいので、ナショナルチームの『ソワニエ』になりたいです」と話されました。「ソワニエ」とは、日本ではあまり聞き覚えのない言葉ですが、監督やコーチ、食事担当など様々なチームスタッフをサポートする役割を担う重要な仕事です。
ご自身のレースについては、「マスターズ選手権の世界大会に出て、世界チャンピオンを狙ってみたいですが、マスターズクラスに出場すると現在のクラスには出場できなくなるので、どうしようか悩んでいます」と話されました。
倉田市長は、「引き続きご活躍を期待しています。がんばってください」と激励しました。<中川さん、おめでとうございます!がんばってほしいけど、身体にも気をつけてほしいモミ!
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2019アジア・マウンテンバイク選手権大会ダウンヒル女子エリートにおいて第5位となった中川弘佳さんに箕面市長表彰!
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