昨年の10月から本年3月まで行われた第52回奨励会三段リーグ戦において優秀な成績を収め、このたび四段に昇段され、プロ棋士になられた千田翔太さんに4月11日(木曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
冒頭、倉田市長は、このたびの昇段を祝福し、将棋をはじめたきっかけやプロ棋士になるまでの経過等について尋ねました。
千田さんは「5歳の時に近所のお兄さんに教えていただいたのがきっかけでした。その後将棋の楽しさに夢中になり1年生の時に小学生の名人戦に大阪府代表で出場しました。3年生で同年代のトップになり、4年生から本格的に取り組むようになりました。5年生では中学生までを対象とした関西こども将棋大会で優勝、全国大会で第3位になりました。そして、6年生の時に日本将棋連盟関西奨励会に入会し、例会での対戦で昇段、昇級の基準をクリアして、このたび奨励会三段リーグ戦で上位2名に入り四段に昇段しました」と詳しく説明されました。
また、日頃の練習方法については「奨励会員になると、アマチュアの方との対局が禁止されていますので、もっぱら自宅で名人が指した過去の棋譜を基に一人で練習をしています。奨励会の会員とは、将棋盤を使用せず口だけで将棋を指すこともあります」と話されました。
最後に、プロになるという夢がかなった今、これからの目標について尋ねると、千田さんは「これからが本当の勝負です。道のりは長いですが、名人戦で勝つことが目標です」と力強く答えられ、倉田市長は「これからのご活躍を期待しています。頑張ってください」と激励しました。
<千田さん、四段ご昇段おめでとうございます。モミジーヌとも一局お願いします!名人目指して頑張ってね!